当たり前


「購買(ショッピング)パターン」が変わってきている。

従来の「購買心理」は「知る」→「興味・関心」→「欲求」→「記憶」→「買う」なのだが

今は「知る」→「興味・関心」→「検索」→「買う」→「情報の共有」となっている。

テレビ・新聞・広告等で興味を持つと「インターネット」で調べる。

価格を比較して「一番安い店」を探す。(「価格.com」等)と同時に他人の評価も検索する。

商品を購入後、自分の評価を「インターネット」に投書する。(「掲示板」等)

 

ホテルの予約も「インターネット予約」ができ「電話予約」より割引になる。

これに慣れてしまうと、電話が面倒くさくなる。「マイペース」でできて「言い間違い」がない。

銀行のATMが今では「当たり前」になっているように、世の中が「インターネットショッピング」の方向へ加速している。

 

ところで、「テレビコマーシャル」が「変化」しているのをお気付きだろうか。

「ポスター」も変わってきている。

「インターネットの検索キー」の表示は当たり前になっている

以前は「http://~」だけが表示されていたが、今は「検索キー」のみの方が多い。

とにかく「インターネット」にアクセスさせようとしている。

自社のウェブサイトで詳細説明をして「買って貰おう(買物カート)」という魂胆である。

検索一覧が表示されても、見てもらえるのは「最初の2ページ」だけと言われている。

その為、売り手は自社のウェブサイトが最上位に表示されるように必死になっている。

パソコンは一家に1台以上になりつつあり「インターネット」は「好き・嫌い」の段階を超えて今や必須アイテム。

これに「電子メール」が加わる。人と会った時、電話番号と一緒に「メールアドレス」を交換するのも当たり前。

 

20年前、現在の状況をどれだけの人が予測したであろうか。

あなたも「パソコンを使う自分」を想像していなかったにちがいない。

 

時代は「読み」「書き」「そろばん」から「読み」「書き」「パソコン」になっている。

 

「アドレス」とはメールアドレスであり、もう「住所」ではない。

周囲の「当たり前」がどんどん変わっている。