メモ用紙


 パソコンを使う時、メモ用紙は必須である。

さらに「黒サインペン」「ピンクのマーカー」があるとベスト。

メモ用紙には新聞のチラシの裏紙が最適。

これが「ある」と「ない」とでは作業効率が著しく異なる。

 

メモ用紙なしで操作をしてはいけない。

[クリック]して新しい画面が表示された途端、

 

「あれ?何をしようとしていたんだっけ?」

 

と、自問自答を繰り返す。

また、元の画面に戻った瞬間に

「あれ?何を見たんだっけ?」

と、もう一度[クリック]する。

 

 これを防ぐには、調べ物をする前に「キーワード」を書き留めて置く。

そして[クリック]後の結果も簡単にメモる。

と同時に「キーワード」をマーカーで消し込む。

マーカーを使うのは「キーワード」が見えるからである。

そうしないと「キーワード」が分からなくなり、

また「あれ~何をしようとしていたんだっけ?」となる。

 

 インターネットをやっていると、他の項目に目移りして寄り道をしだす。

そしてズルズルと深みにはまる。

アクセスしているのは本題と遠く離れた「今マスコミが騒いでいる三面記事の詳細」。

 

突然「あれ、今何時?」

 

すでに2時間も過ぎている。

もうひとりの自分が言い出す。

「そろそろ、戻ろうヨ」またまた

「あれ~何をしようとしていたんだっけ?」

 

 パソコンをやりだすと短気になり、待てなくなる。

「それは、後でやりましょう」と言われると反発する。すぐに結果を知りたがる。

その態度は幼児に似ている。

 一旦とりつかれると、それが解決しない限り前へ進めなくなる。

ところが「気になった事」をメモに書き留めると「ひと安心」して前に進める。

 

パソコン操作が遅いのは「入力速度が遅い」だけでなく「寄り道の多さ」や「どうでもいいこだわり」も要因になっている。

 

また、こだわる箇所でその人の本当の性格が見えてくる。