一人称


 本当に後ろから「ハタいてやりたい御仁」がいる。

「発言」「行動」が一致しないというより論理的に合わない。

支離滅裂!

それを指摘すると怒り出す。

「そんなこと分かってる!」

「うるさい!」(御仁)

黙って見ていると予想通りトラブる。

 さらに自分の「携帯電話」がかけられない。(着信のみに使用)

当人は「モデルチェンジ」が出来ない。

折角覚えた「操作方法」が変わることを恐れている。

登録されている電話番号は新橋の「某所」だけ。

「整理」「整頓」が全くダメ!

見ているだけで気持悪くなる。

「どうやるんだ」(御仁)

「何故?私に聞くんですか?」(筆者)

「『ウルサイ!』と言ったばかりではないですか!」(筆者)

 時間にとてもルーズなくせに、他人が遅刻しようものならまたまた「激怒!」

「御仁」曰く「部下から厚い信頼がある」ってさ…

「ウッソ~!ご冗談でしょ!」

「絶対に有り得ない!」

ここ迄くると「ボケ」も国宝級である。

 若者に対して「もっと勉強しろ!」だって…

当人はいまだに「Eメール」も送れない。

 発言に自己矛盾があってもお構いなし。

本当に疲れる。

「お仕え」はもうご勘弁!

普段の三倍疲れる。

一人でやっている方がよっぽどいい。

自分に話が伝わっていないとまた「激怒!」。

自分に伝わっているとひと安心。

伝達義務があるのに「他人」「部下」には伝えない。

「部外者」「初対面の人」には好印象を持たれるが、一旦身内的関係になると豹変!

またまた「激怒」。

本当によく「怒る」。(「叱る」ではない)

「バッカじゃないの!」

「計画力」「実行力」が全くないのに発言はいつも「超~いいカッコし~」。

話はいつも「自己宣伝」他人の「自己宣伝」には異常な「嫌悪感」「嫉妬」を示す。

相手が誰であろうが「自分の話」しかしない。

相手と「話のキャッチボール」ができない。

決して若い人の話ではない。

「同じタイプの人」に諌める発言をするのに、他人から「あなたも同タイプだ」と言われても絶対認めない。

「俺は絶対に似ていない!」

「そこが似ているんだよ!」(筆者/心の叫び)

常に言い方は相手を見下す態度。

「どれほどの家柄?」「何様のつもり?」

 人が外出する時は「どこへ行くんだ?」「何時に帰って来るんだ?」

としつこく尋ねるくせに自分が外出する時は何にも言わずに、しかも行ったら行ったで「いつ帰ってくるか」分からない。

「行先と帰る時間を明示してください!」

 すると「御仁」またまた「言われなくても分かってる!」「うるさい!黙れ!」

タバコを人前でプカプカ…

 電話がある時は「退社時間」の「十分前」にかかってくる。

帰社するつもりは全然ない。

「何かある?」(上司)

「特にありません」(部下)

「じゃ帰ります」(上司)

「居酒屋」から「そうっと」かけていることが多い。

これを読んでも絶対に「自分じゃない」と思う「御仁」である。

「はやくあの世へ行きたい」だって…

こういうタイプは間違いなく長生きする。

彼の辞書には「一人称」しかない。

何にもできないくせに「リーダーづら」だけは「超一流」。

分からないのなら素直に認めて態度を改めなさい!

それならばまだ「可愛げ」があるというもの…

 外部から「判断」「決断」を求められると、即

「おお~い!お前も一緒に聞け!」

同席直後から「判断」「決断」は「御仁」から離れる。

そして、他人事のように部下を責める。

「御仁!それでもリーダーか?」

責任を取らずに出世していく。

いや、責任を取らないからこそ出世出来るのだろう。

何故このような「御仁」の存在を周囲は認めるのだろうか?

出世させる方も同類なのかもしれない。

 

本当に後ろから「ハタいてやりたい!」